JUDGING CRITERIA審査基準

原点に重きを置いた審査基準

審査基準の項目につきましては、水草レイアウトの原点ともいうべき「魚の棲息環境の再現」ということに重点を置いています。この新しい審査基準については、 レイアウトの表現を制限するものではなく、魚が棲みやすい環境をつくるという水草レイアウトの本質を明確にすることを目的としています。

IAPLC 審査フローチャート

  • 予選審査

    ADA により上位100 作品を選出。

  • 世界一次審査

    世界審査員が上位100位を各自1~100位まで順位を付ける。
    ※1位は100点とし以下順に-1点刻みで各作品の得点となる。各審査員の上位10作品が世界二次審査の対象となる。

  • ベストアクアリウム

    世界一次審査で最も高く評価した作品(1位)に、付加点として10点を加算。

  • 世界二次審査

    各審査員はそれぞれが選んだ上位10作品を対象に審査項目ごとの採点を行う。

    棲息環境の再現(50点)

    • 魚の棲息環境としての評価
    • 水中感の評価
    • 魚、水草の健康状態の評価
    • 魚の種類、大きさ、生態がレイアウトに合っているかの評価

    長期維持の可能性(10点)

    • 景観が長期維持できるかの評価
    • 撮影時だけの一時的な表現になっていないかの評価

    技術点(10点)

    • レイアウトの制作、管理など総合的な技術力の評価

    オリジナリティと印象度(10点)

    • 作者の独創性、アイデアの評価
    • 完成度と美しさの評価

    自然感の演出(10点)

    • 自然の理に適った表現かの評価
    • 時間の経過が感じられるかの評価
    • 作者の自然観の評価

    構図と水草の配植(10点)

    • 構図がしっかりと組まれているかの評価
    • 水草の配植バランスの評価
  • 得点集計

    世界一次審査+ ベストアクアリウム(10 点)+ 世界二次審査の総合計を最終集計。

  • 世界ランキング決定