公平かつ多様な観点の審査体制
IAPLC では、より公平な審査が行えるよう、地域的な偏りが出ないように世界各地から審査員を選出しています。また、個人的な趣味嗜好によって結果 が大きく左右されないように、水草レイアウトの専門家だけでなく、アクアリウム専門誌の編集長、水草栽培の専門家、熱帯魚飼育の専門家など、水草や アクアリウムに関わる多方面のさまざまな経歴の方に審査を依頼しています。できるだけ多様な観点から作品を評価することが、IAPLCの審査ポリシーです。
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アダム・パスチェラ/ポーランド 「アクアリアス&アクアダム」代表
東欧におけるネイチャーアクアリウムの先駆者であり、2012年には自ら制作したネイチャーアクアリウムをADA フルシステムで展示するショールーム「ADA アイデアスタジオ」を設立。
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アディプ・サジャン・ラジ/インド 「スティルウォーター・アクアティクス」代表
エンジニアから起業家に転向し、公共施設やランドマークとなる建物にネイチャーアクアリウムを設置する業務をバンガロールにて開業。現在は家庭へのネイチャーアクアリウム導入にも力を入れている。
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アルバート・コネリー Jr./アメリカ合衆国 『Tropical Fish Hobbyist』編集長
天野尚著『ガラスの中の大自然』(英語版)を出版し、アメリカではネイチャーアクアリウムを最初に紹介したTFH 出版社でアクアリウム専門誌『T.F.H』の編集長を務める。同誌において16年間に渡ってネイチャーアクアリウムの記事を連載している。
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アンドレ・ロンガルコ/ブラジル 「アクアベース アクアパイサギスモ」代表
ブラジルでは初となるネイチャーアクアリウム専門店「アクアベース」を開業し、その啓蒙活動も世界的に行っている。また司会を務めるブラジルのアクアリウムTV 番組では6,500 万人以上の視聴者を持つ。
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ジレッグ・アレイン/フランス 『AQUAmag』編集長
『AQUAmag』の出版元となるアニマリア(Animalia)出版社では責任者を務め、魚、水草、アクアリウムに関する多くの著書やさまざまな記事を執筆。淡水を専門としアクアリウム全般に造詣が深い。
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刁 建刚/中国 「北京 ADA 自然水景ギャラリー」代表
水草栽培や水草レイアウトの技術を研究し、中国で水草レイアウト文化の普及活動に傾倒。長年の経験を経て、2018年北京でADA 自然水景ギャラリーをオープン。同ギャラリーには世界中から多くの水草レイアウト愛好家が訪れている。
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オリバー・メンゲドート/ドイツ 『aquaristik』編集長
1995年よりジャーナリストとして活動し、35年以上ものプロとしての写真撮影の経験を持つ。淡水カニの仲間に特に詳しく、アクアリウムを生物の棲息環境として科学的に捉えている。
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山口 正吾/日本 『アクアライフ』代表
『アクアライフ』誌誌面において水草や水草レイアウトの魅力を紹介。また所属する株式会社エムピージェー では、年刊誌『アクアプランツ』ほか、水草を愛好する方に寄り添う雑誌、書籍を数多く発刊している。
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黄 裕發/中華台北 「伊吉貿易有限公司」代表
第1 回の世界水草レイアウトコンテストから審査員としてIAPLC の運営に携わってきており、台北に設立した水草のショールームを拠点にネイチャーアクアリウムの魅力を広く伝えている。
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本間 裕介/日本 ADA 水景クリエイター
天野 尚のレイアウト制作を長年間近で見てきただけでなく、風景写真の撮影にも数多く同行してきた。天野 尚を師と仰ぎ、ネイチャーアクアリウムの継承と発展に力を注いでいる。