以前よりIAPLCでは応募の規定を守った出品をお願いしてきましたが、最近でも規定違反により失格となる方や、規定違反が疑われる方がいます。主催者として残念なことは言うまでもありませんが、規定を守って応募してくださった皆様に対しては謹んでお詫び申し上げます。 ここでは、IAPLC実行委員会での完璧な見極めが困難ないくつかの違反例を示しますので、規定を守って心から楽しめるコンテストとなるようにご協力をお願いいたします。
●「本人(個人)が制作していない作品での応募、家族や知人の名前での応募」
→水景の撮影は本人以外の方でも問題ありませんが、水景の制作自体は応募者本人(個人)でなければなりません。また、応募は一人一作品に限っており、家族や知人など他人の名前での応募も規定違反です。 ※世界ランキングや結果通知、賞状、副賞などには、あくまでも応募する際に記入された「応募者」の名前が記載されます。他人の名前で応募された作品が入賞しても、ご本人の名誉にはなりません。また、不正が発覚した場合、ご本人の作品を含め関係するすべての作品が失格となります。
●「他のコンテストとの多重応募」
→IAPLC公認コンテスト以外の他のコンテストとの多重応募は基本的に認めていません。未発表の作品でご応募ください。ただ、現在は小規模なローカルコンテストなどが世界各地で開催されており、IAPLC実行委員会でそのすべてを把握することは不可能です。未発表の作品かどうかは、応募者ご本人を信頼するしかないのが現状です。 ※IAPLCの結果発表後に多重応募の通報があった場合、慎重に事実確認をした上で、状況に応じた対応をいたします。
●「過去に応募された作品」、「一部をつくり変えただけの作品」、「魚のポジションが異なるだけの同一作品」、「画像に加工を施した作品」
→過去の応募作品との照合なども含め、画像解析により可能な限り規定違反がないかチェックしていますが、それでもすべての違反を発見できるわけではないのが実情です。「画像に加工を施した作品」については、その多くが僅かに修正を加えたものであり、修正しなくとも作品評価は変わらないと思われるものがほとんどです。作品は加工をせずに出品してください。 ※水槽の周囲のトリミングも不要です。誌面やWEBに掲載する際に、こちらで適切なトリミングを行います。また、作品に文字を入れるような加工もおやめください。
今後、IAPLCを健全に、そして心から楽しんでいただけるように運営していくためには、やはり出品者の皆様一人ひとりが規定を守って応募していただくことが最善の策であると考えます。また、近年はSNSなどの影響により、結果発表後に規定違反が明るみになり混乱を招くケースも生じております。IAPLC実行委員会では、IAPLCが全世界の水草愛好家の皆様に支持され、より有意義なコンテストとして認められるよう努力して参りますので、何とぞご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
IAPLC実行委員会